工業高校のイケメン達に愛されて【上】
「あ、あの、ありがとうござ…もがっ」
…こいつはバカか。
追ってくる奴らから逃げてるのに、いきなり喋り出すなよ。
俺はその女の背に合わせてかがんで。
そいつの口を塞いで…睨みつけた。
「_____黙ってろ。見つかるかもしんねぇだろ。」
女は二重の目を丸くして、俺を見上げていて。
だがおとなしく、しばらくその場にたたずんでいた。
しばらく経っても、こいつを追いかけていた男たちの声は聞こえなかった。
なんとかまいたか…。
「もう、こっちにはこねぇか。」
俺はぼそっとつぶやいて女の顔から手を離した。
そして特に会話せず目も合わさず、俺は教室を出て行こうとしたが、
「ま、待って!」