工業高校のイケメン達に愛されて【上】



「もーっ!翔は黙ってて!」



相葉くんのノリの悪さに呆れたのか、向田くんはぷくーっとほっぺをふくらませて怒っていた。


相葉くんは全然気にしてない様子で、机に頬杖をついて無表情を崩さないでいる。


…なんだか向田くんは、男の子なのに本当にかわいいなぁ。


まるで女の子みたいだ。


でも、やっぱりそうやってかわいい、かわいいって言われるのは向田くんにとっては嫌だったりするのかな…?



「こんなチビマリモと友達…でもまあ、いいか。よろしくな。」


「チビマリモ…。」



滝本くんは、根っからのいじわる男子でしょうか…。


わざわざ違う名前であたしを呼ぶ意味とはなんなんでしょうか。


別に、そこまで気にしていないからいいけど…。


と、思いつつも、少し不満げにあたしは口を尖らせていた。



「チビマリモじゃないですけど…よろしくお願いします…。」


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