工業高校のイケメン達に愛されて【上】
「で、でででも…」
しょっぱなの授業から全く聞かないでいたら、絶対来月の中間テストやばいよ…!
高校生になって最初のテストだし、しっかりやった方が…!
「じゃあ、あたしが教える…!」
とっさに出た言葉。
向田くんはキョトンとしている。
「え?」
「き、今日の放課後…あたしが向田くんにパソコン教えてもらう代わりに、数学教えるっ!」
こ、これでどうだ…!
「んー…いいよ?」
「よ、よかったあ…じゃあ放課後はみんなでや「ただし、」
あたしの言葉を遮った向田くんは。
「僕と緋奈ちゃんのふたりきりで…ね?」
少し口角をあげて不敵な笑みを浮かべて一言、こう言ったのだ。