青天の霹靂
周りには誰もいない。 


ただ、草木があるだけ…。とても静かな空間だった。




――――しばらくは、幸せだった。



 でも、何もないことにも不安になって帰ろうとすると…

3㍍四方の見えない壁に囲まれ、そこから出ることができなくなってしまった。



目の前にはあの少女が立っていた。

< 8 / 11 >

この作品をシェア

pagetop