隣の席。
第一章
隣の席の山田くんは


いつもヘッドホンをして


音楽を聴いている。



誰かと会話をしているとこを見たこともない。



きっと人見知りなんだと思う。



私はもちろん話したことなんてない。



話してみたいなとは思う。



ほんとに謎多き人だから。




ただ話したことなくてもわかることがある。



それはかなりのイケメンさんだということ。



噂によるとファンクラブがあったりするらしい。



先輩たちは山田くんと付き合うために必死なんだとか。
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