幸せな思い出
secret1



カツカツ…

夜の道鳴り響くヒールの音
車通りが少ないから余計響く


まだ時間は22時…
自分でもこの家選んだのが馬鹿

バス停から15分もかかる
車通りも少ない道を抜ければ着く
いつもなら普通の道なのに変な違和感



珍しく一台の車が真横をとお……?
えっなに止まった!!!!?


心臓がバクバクしながら早歩き


ガシッ 腕を掴まれた


「ねえねえ?一人危なくない?」

「ひぃぃ……んっんっ」



声にすら出ない恐怖……
その顔が楽しいのか笑う男


車の中にも男が何人かいる
無理矢理引きずられる


ダメだ……終わった。







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