幸せな思い出



前からくる男の人がいるなんて
そんな今の状況で気づくわけない


「すいません…あっ…はい」


そんな声すら私には届かない


「車のナンバー 10**です」


いきなり腕を離されて引っ張られた
もお何が起きてるか分からない


無我夢中で腕を掴む人と同じ速さで
一生懸命足を動かした




気づいたらマンションの前
我に返った助かったんだ…



「本当すいませんありがとございます!!!!助かりましたぁ!!」


安心できるような笑顔で
包み込んでくれるような温かさ

「もっと明るい道歩けよ 危ないから…遅くは出歩くなよ?」


「先生みたいですね…なんか…ふぇ あれ?すみません、、」


安心感から泣けちゃった
人から優しくなんて久しぶりだな


そのまま頭を下げてマンションに入った
横からガチャっと音がしたけど
気のせいかな?今日は寝よ疲れた









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