愛を探して・・

✡✡回復を待つ


幸が
「今日は、私がつきます。
薫ママ、明日、梨乃の着替えお願い
していいですか?」
「そうね、幸ちゃんに任せましょう。
明日、着替え届けるわ。」

「大賀さん、村上さん
今日は、本当にありがとうございました。
大賀さんの判断のお陰で
梨乃は、命拾いしたと
先生と警察から
言われました。

梨乃は、暫く会社にいけません。
申し訳ないです。」
と、真さん。

「会社を休まれるのは、
なんとか、しますから
安心してください。
お兄さん、こんなときに
失礼ですが、
私が、彼女と彼女のお腹の子を
守りたい。
その事をお伝えしておきます。」

「英志?どういう意味?」
と、春樹。
「人に関心のない俺が
月島の事は、気になるんだ。
それに、月島の瞳が忘れられない。」

「えっ?梨乃が瞳をみせたんですか?
大賀さんに。」と、幸。
「あっ、はい。」と、俺。
「瞳?どういう事ですか?」と、春樹。

「梨乃は、ハーフで、瞳の色が
紫なんです。
お兄さんの真さんは、ブルーです。
でも、梨乃は親しい人以外には
瞳を見せません。
瞳の色が違っていて、かなり回りから
言われたり、苛めにあってから
カラコンをはずさないんです
だから、知っているのは、家族と私だけです。
それを、大賀さんに見せるなんて。」
と、幸。

「この事は、一旦保留としましょう。
大賀さんの気持ちは、わかりました。
兄も、明日戻りますから
全ては、それから。

それに、梨乃の意識が
戻ることが、先決ですし
連絡は、取り合いましょう。」
と、薫ママが言って


連絡を交換して、病院を後にした。
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