流れ星に4回目の願いを呟く時。
 必要な書類が多く、種類もバラバラだった為に、何度も複雑な郵送での手続きをするくらないならと、帰省してきた訳だが、結局こちらに来ても来なくても、それは大して変わらなかっただろう。


 土曜日にその手続きをしようと市役所に出向いた訳だが、そこで住居変更の証明書類は手に入れることは出来たのだけど、保育関係の書類手続きは部署が違い、しかも土曜の時間外窓口では取り扱いを行っていないらしい。


 その上、県庁に書類を貰らってから大学で手続きを行わなければ、結局最終的な手続きは完了しないと言われたのだ。


 この2日間でのガソリン代がとても惜しかったことは、社会人として我慢しなければならないことなのか、甚だ疑問符が付くものであった。


 そして県庁の渋滞をやっと乗り切り、次は大学へ向かう。


 アクセルを踏み込み、その回転を上げて、大学を目指した。

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