くちどけクラシック♪プリンアラモード

~第二楽章:厄介ごとは突然に♪~



買い物を終えししまい達と自宅に戻った私は食事当番の星を待っていたけれどいっこうに帰ってこないので夕飯の支度を始めた。


―――まったくなんかあったら電話くらいすりゃあいいのに……!!


連絡なしで食事当番バックれた弟に苛立ちながら夕飯を食卓に並べた。


お祖父様は今日は町内会の集まりだから多分遅くなるだろうし……バックれた弟から連絡をしばらく待ってみたけれどししまい達のスケジュールも押してくるので先に食事をすませた。


その後も慌ただしく時間はすぎてゆき、ししまいをお風呂に入れ終わった頃だろうか…ふと時計に目をやるとすでに8時になろうとしていた。


こんな時間まで連絡もなくどこほっつき歩いてるんだ!!とバカ弟の事を頭の片隅に思いだし苛立ちつつ嫌な予感が胸騒ぎとともによぎる。
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