私の小さな願い事
文久 三年 秋

不安

~依里~



東宮様に、剣術の師匠との再会をしたことを話すと、堂々と会えるようにと

藤原 孝頼という名前をくれた


孝は、孝明天皇の孝

頼は、依里の漢字を変えた


なぜ、藤原なのか

それは、東宮様と仲の良い方が藤原というそうだから


東宮様の計らいで、歳三ときちんと再会出来た


忘れられてたらどうしよう…


そんな、心配いらなくて

上司だとわかっても、変わらずに拳骨を

落としてくる



そんな、歳三が大好きだ!!!




一緒に仕事をして、わかった


近藤派は、心配ない


やはり、芹沢は要注意



だから、監視しようということになったのだが


監視をする前に


暗殺された




現場を見に行き、物盗りでなく

芹沢を暗殺する為に入ったようだ



しかし……



部屋を知っていた???



廊下から、まっすぐにこの部屋に入る


泥の足跡



すでに渇いている



芹沢を邪魔に思うのは、会津

そして、近藤派




まさか…





歳三じゃないよね?






仲間だもんね……




そう思ったけど、どうやら歳三らしい

嘘が下手だね……


ねぇ?



どうして、私に嘘をついたの?



信用出来ないから?






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