恋の相手は強引上司
「え?」

「本当は俺が恋実との恋を実らせたかったんだよ」

「えっ?」

「長い間会えず、会えないと思えば思うほど
気持ちが大きくなって・・・だから次に会うときは絶対
このままで終わらせたくないって思って・・・・
だから恋実に向けてというより自分自身に言ったんだ。」

こんなにも私の事を思ってくれてたのに

私は本当につまらないことで悩んで・・・・

「一馬、私を好きになってくれてありがとう。
私凄く幸せだよ。」

一馬は一瞬驚いたような表情を見せたがすぐに目を細め嬉しそうに

私を見つめた。

こんな顔させれるのは私だけなのかなと思うと

何だかうれしくなる。

「やっと・・・・本当の意味で恋が実ったかも」

「え?」

どういうこと?

「恋実の本当の笑顔が見たかったんだ。俺に遠慮しない素の恋実のね・・・・
それがやっと見れた」

確かにそうかもしれない。

今までの私は常に自分の自信の無さが壁となって

ぐじぐじと悩んで思っている事も言えなかったり

いつ別れようとか言われるのかびくびくしていた

だけど・・・・そうじゃない事が昨日、今日でよく分かった。

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