ワケありオオカミさんたちと強気赤ずきんちゃん
次の日、少し寝過ごしてしまい集合時間ギリギリに待ち合わせ場所に着いた。
キョロキョロと先輩たちを探すと、もうすでに全員揃っていた。
先輩のいるところへ歩いた。
にしても……
「ねぇ、あの3人組かっこよくない?」
「私あの黒髪がタイプ」
「声掛けてみる?」
そんな声があちこちから聞こえてきた。
ずっと一緒にいるから忘れていたけれど、先輩たちってモテるんだな……。
「あ、柚子。おせーよ」
「すみません、ちょっと寝過ごしてしまって」
「そんなにバーベキューが楽しみだった?」
「違うよ。新と一緒にしないで」
いつものように新の発言をバッサリ斬り、既に歩き出している西岡先輩の後をついて行った。