ブラックⅡ-想い-



「え、あの!」とキョドル私を引っ張るコトネさん、その後ろからドカドカと大きすぎる音を立てて付いて来るレイジ




着物?
着物るの?今から!?




「ちょっと、レイジは入ってこないでよ」



襖を上げて六畳ほどの和室に入ると当たり前みたいに続いて入って来たレイジにコトネさんが迷惑そうに眉を歪める。




「何でだよ」




「乙女の着替えを見るなんてあんたデリカシーも何もないわけ?」




「あ?着替えもくそもねェだろ、もぉ全部見てんだから」




ちょっ!お姉様に向かって何言い出すのこの男は!!



全部見てるって!
そんなのもうエッチしましたって言ってるようなもんじゃん!!



顔を真っ赤にさせて頬を両手で隠す私を、やっぱりレイジは意地悪気に口角を上げて見ている




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