君の隣の席。
「2の2。ここが愛ちゃん。君のクラスだよ。」


「先生にはゆってあるからあとここに君が入ればいいだけさ。」


2の2。私ここのクラスにどれくらい入れるのだろう。


『はい。わかりました。』


私は1歩理事長より足を踏み出す。


でも急に震えがきた。


怖い。怖い。


どうしよ。でも行かなくちゃ行けない。


先生や理事長の優しさを無駄に出来ない。


いつかうんん。


近いうちに死んでしまう私のためにここまでやってくれたのだから。


私は覚悟を決めドアをあけた。
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