君の隣の席。
私の担当の白石先生が不思議そうに私を見てくる。

『いつになったら私は死ねるの?』


「・・・死なないよ。愛ちゃんは。」


『先生。私には愛なんて名前もったいないよ。』


先生はまるで自分のことのように苦しそうに顔を歪める。


「あ!そうだ!愛ちゃん。高校に行きたくない?」


先生はキラキラとした目で私を見てくる。


高校ねぇ・・・。行きたくないと言えば嘘になる。
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