君の隣の席。
「はい。」


イスをくるっと回してこっちをむいた。


ニッコリと笑っていて口の近くにある少ししわの入ったエクボが印象的だった。


とても優しそうな人。なんでかな・・・


少し先生に似てる。


「よく来たね。待っていたよ。」


『はい。』


「純平から聞いて驚いたよ。急にだったから。」


純平とは先生の名前。


仲いいんだな。


『そうですか』


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