ダサい兄貴がいる友達と仲良くなる話
ハーフ地点が見えてきた…
マスクしなきゃ…
そこにいる先生に名前を告げると
「えっ、進藤?!
えっ?!」
何度も名簿と俺の顔を見比べる。
「…ハンコ、いいっすか?」
イライラを隠しながら手を出すと、まだ信じられないのか俺の顔をじっと見てる。
「何位か、わかりますか?」
「あっ、あぁ…
順位は、19位だ…」
「ありがとうございます…」
19位かぁ…
ハーフで15位には入ってると思ってた…
この学校の奴らを舐めてたなぁ…
走り出そうとすると
「頑張れよ!!」
オレの背中に大きな声援が響いた。
軽く頭を下げて、走り出す。
頑張れよ… かぁ。
応援されるって、いいよな…