鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語
「今の議題って、瀬田が隣からいきなりアイドルにキスして、新入生の気持ちを逆なでしたからどうしよってことだったよな?」

「確か……そうだったと思う。
平和では、ないな」

どっからか聞こえたそんな会話を、俺はあっさり無視した。

「まぁ、わかった……。
席は、今まで通りで。
離したところで結局、今以上に大騒ぎなら意味がない。

それは置いといて、何か他に良い案がある人、挙手で」

委員長の言葉に、一人の女子が手を挙げた。

「はーい、今週末の新入生歓迎会。
あれでクラスごとに何か出し物すると思うんですけど、新入生に何か伝えるにはもってこいだと思いまーす」
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