鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語
「するとどうなるかって、俺は後ろばかりを振り向くね。
授業中に何回も。
それで先生に怒られたりして、授業がその度に中断だぞ?
いいのか?」

「……。
良くは、なさそうだな」

「俺の隣には常に美空。
で、時々ちらっと見るくらいで満足してるから、今は平和なんだぞ?」

「いや、平和では……。
まぁいいか、そう言うことに、しておこう……」

委員長は、そこで黙ってしまった。
黒ぶちメガネを指で引き上げながら。
< 165 / 434 >

この作品をシェア

pagetop