鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語
同僚と別れて、一人歩く。
わたしは同僚の前で、自然に笑えていただろうか。
ま、いいか。
そんなこと心配しても仕方ない。

恋を癒すのは、恋だ。
新しい恋を、探そう。

で、新しい恋の相手と、あのレストランで食事するんだ。
堂々と。
2人より幸せになれるって感じた時に。

わたしの恋は終わってしまったけど、なんとなく晴れやかな気分だった。
あんなプロポーズみせられたら、応援したい気持ちにまでなってしまった。
素敵なカップルだった。

わたしも、自分丈の幸せをみつけよう。
そう想いながら、帰路についた。
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