鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語
「で、このお嬢さんとお付き合いしてるの?」
母さん、嬉しそうにこっちを見るんじゃない!
目をそらして、今度はごはんをかきこむ。
「あら? でも貴方、中一からずっと好きな女の子いたわよね?
確か、立花さん……だっけ?
凄く可愛かったわよねぇ、授業参観や行事で、目立ってたのよぉ。
あの子はもういいの?
この写真の子も可愛いけど、もしかして貴方、面食い?」
あぁぁ、余計な情報をっ!
ちなみに顔で選んでねぇっ!
「へぇ、お前、そんな前から立花が好きだったのか」
知らなかったなぁ、とますますニヤニヤする兄貴を睨む。
なんだよ、人ごとだと思って楽しそうに。
親の前で恥かしいわ、こんなん!
母さん、嬉しそうにこっちを見るんじゃない!
目をそらして、今度はごはんをかきこむ。
「あら? でも貴方、中一からずっと好きな女の子いたわよね?
確か、立花さん……だっけ?
凄く可愛かったわよねぇ、授業参観や行事で、目立ってたのよぉ。
あの子はもういいの?
この写真の子も可愛いけど、もしかして貴方、面食い?」
あぁぁ、余計な情報をっ!
ちなみに顔で選んでねぇっ!
「へぇ、お前、そんな前から立花が好きだったのか」
知らなかったなぁ、とますますニヤニヤする兄貴を睨む。
なんだよ、人ごとだと思って楽しそうに。
親の前で恥かしいわ、こんなん!