恋をしたのは初めてで。
そっと絵に触れる
笑っているのにどこか悲しげ
いまにでも消えそうなほど儚い
キーンコーンカーンコーン
「いけない!今日はもう帰らないと」
美術室を後にし急いで家に帰った
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「っていうことでさぁ」
昨日の絵の話を朝からみゆりにする
「美術部員なんかいたっけ?たしかもう部員がいなくてやってないんじゃ...?」
「じゃぁ昔の絵なのかなぁ?」
やけに新しい気もしたけど。
「それより明日大会なんだよねぇ」
サッカー部は明日が大会らしい
今年この大会を優勝すれば5連覇のウチは気合が入っている
「応援してるね!みゆり頑張れ!」
ドンっ
少しぐらついた体がぶつかる
「ごめっ...」
「いや....いいよ」