偶然と必然の間で
元々優しいし、笑う時は笑うんだけど、と思い
『元々なんだけど笑』と言うと
「いや!前までそんな風に笑わなかったじゃん!最近だよ、笑ってくれるようになったの!!」
『元々優しくていつも笑ってた』
「それは盛ったー!!」
なんて話をしていたけど、本当は私も少し思っていた。
前までこんな心開いてなかったかも―
私のことを愛華 と呼ぶ時もあれば、あーちむ!とあだ名で呼ぶ時もあって。
秋也が私に心を開いてくれているように、私も秋也に心を許しているみたいで。
まるで、自分の中で何かが変わっていった様だった