土方歳三と運命の人~沖田総司と運命の駄犬 番外編~
史実通り、俺らは、特に、活躍の場は無く、帰ることとなった。
しかし、会津藩への報告などがあり、なかなか、帰れずにいた。
土方「しっかし、疲れた・・・。」
永倉「そう言えばよぉ、最近、総司が、また、色恋だとよ。」
それって、まさか・・・。
俺は、普段通りを装う。
土方「へぇ。」
永倉「何でも、梓と、ずっと、手を繋いでるらしい。」
土方「ずっと?」
永倉「あぁ。まぁ、さすがに、屯所内では、してないが、一歩、外に出たら、逢瀬している恋仲のように、仲睦まじそうだったって、見かけた左之助さんが言ってた。だから、あいつら、衆道って、噂たってんだぜ。」
土方「はぁ・・・。」
なんだよ、それ・・・。
どす黒いモヤモヤが、心を支配する。
俺の中のそんな事には、気付かず、永倉さんは、陽気に何かを話していたが、街中の二人を想像して、イライラした。
「い・・・。おい!」
呼ばれて、ハッとする。
土方「す、すまねぇ。」
永倉「お疲れか?なら、今宵は、やめとくか?」
土方「何が?」
永倉「皆で、今宵は、島原に行ってんだよ。でも、お前は、帰って、ゆっくりしとけよ。」
土方「あ、あぁ。そうする・・・。」
俺は、途中の分かれ道で、永倉さんと、別れて屯所に戻った。