貴公子?いいえ、俺様男です

それなのに

「………」

動けない

ベッドへ里菜ちゃんを運んでから、ぐっすり眠る里菜ちゃんを見てた、、、

(…いや、前髪を少し触ったけど)

ベッドに軽くついてた方の手を、ガシッとつかまれてた。

「………」

里菜ちゃん、きみ…握力どんだけある?

「眠れない…」


すぅーーー


「里菜ちゃん…眠い」


すぅーーー


「里菜ちゃん…寒い」


すぅーーー




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