強引な次期社長に独り占めされてます!
「私は、バレンタインチョコ買うのは初めてなんですが」
真剣な表情を作って言うと、主任は少し痛そうにしながらも真面目な顔を返してくる。
「……ああ。聞いたな。騒いでたし」
「ちなみに、私から主任の家に行きたいと申し上げました」
「まぁ……」
「そして、高井さんとお食事に行った時には、高井さんに“主任が好きなのか”と聞かれて、違うとお答えした記憶があります」
「おー……?」
「でも、好きになったから告白するつもりになったに決まっているでしょう! 信じないなら無意味だから帰ります!」
耳から手を離して立ち上がると、唐突に足元をさらわれてボフッとビーズクッションに埋もれた。
「な、なな……!?」
「まぁ、落ち着けよ」
落ち着けるはずがないでしょう!
今、世界が反転したよ! 私、悲鳴すらあげられなかったよ!
じろりと主任を見返すと、人の足首を掴みながら彼は笑っていた。
「笑い事じゃない!」
「悪いな。もう少し時間かかると思っていたから、ちょっとすぐには信じてやれなくて」
「もういいです。訂正します訂正……」
「無理無理。もうインストールした」
「アンインストールし……っ」
言いかけたところで、ふくらはぎを指先で撫でられる。
真剣な表情を作って言うと、主任は少し痛そうにしながらも真面目な顔を返してくる。
「……ああ。聞いたな。騒いでたし」
「ちなみに、私から主任の家に行きたいと申し上げました」
「まぁ……」
「そして、高井さんとお食事に行った時には、高井さんに“主任が好きなのか”と聞かれて、違うとお答えした記憶があります」
「おー……?」
「でも、好きになったから告白するつもりになったに決まっているでしょう! 信じないなら無意味だから帰ります!」
耳から手を離して立ち上がると、唐突に足元をさらわれてボフッとビーズクッションに埋もれた。
「な、なな……!?」
「まぁ、落ち着けよ」
落ち着けるはずがないでしょう!
今、世界が反転したよ! 私、悲鳴すらあげられなかったよ!
じろりと主任を見返すと、人の足首を掴みながら彼は笑っていた。
「笑い事じゃない!」
「悪いな。もう少し時間かかると思っていたから、ちょっとすぐには信じてやれなくて」
「もういいです。訂正します訂正……」
「無理無理。もうインストールした」
「アンインストールし……っ」
言いかけたところで、ふくらはぎを指先で撫でられる。