君を想う【実話】


「今日の帰り、みんなで旅行の準備とか買いにいこうよ!」


この言葉に拒否権がないことを察した瑠奈と静は、大人しく従う


「授業が終わったら戻ってくるわ〜」


彼氏効果で授業を受ける麻衣と滅多にサボらない綾にそう伝え、屋上へ向かう


扉を開けると、風が吹き上げる


スカートの役割を果たしているのか疑問なくらい短い二人のスカートが風を受けて、宙に舞う


「ふっ、マリリンモンローってか」


二人は気にせず煙草に火をつける


風のせいで中々煙草に火がつかない



「くだらねぇこと言ってないで、パンツ隠せっ!」



びっくりして、笑い声のする方へと顔を向ける


瑠奈達より高い段にいる二人の影が見えた


逆光が眩しくて顔が見えない


明るい髪色が光でキラキラと光っていた
< 82 / 436 >

この作品をシェア

pagetop