君と出会えた奇跡

愛しい人の誕生日



次に目をさますと、

玲くんは、優しく私を見守っていて、

「…ん、おはよ。」

と、玲くんに笑いかけると、

「おはよ、」

と、
キスしてくれた。

「れいくーんー。」

と、抱きつくと、

抱きしめ返してくれて、

時間を見ると、

なんと、11時、59分だった、

あと、1分で、玲くんの誕生日だ!!



あと、5秒、

4秒、

3秒、

2秒、

1秒、

12時になった瞬間、

私は、初めて、自分から玲くんにキスをした。

< 250 / 382 >

この作品をシェア

pagetop