君と出会えた奇跡

新しい命と家族




それから、5ヶ月後

最近かなり寒くなってきて、
ベッドで、玲くんと、起き上がれなくて、ゴロゴロしてる日々。

その日も、ベッドで、玲くんと、笑いあって、話していた。

「玲くん。」

「ん?」

優しく笑い返してくれる玲くん。

その笑顔に、心がいたむ。

だけど、意を決して、

「あのね、」

「ん?」





「私、妊娠したかもしれない。」



いや、実際妊娠していた。

「ごめん、嘘、本当は、妊娠してた。

今、3ヶ月だって、」


玲くんの顔が見えない。

怖い、


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