お嬢様はじめました。
頭をクシャッと撫でられ、頬が熱くなった。



「よく頑張りました」



玲がそんなに嬉しそうな顔しなくても……いや、まぁ嬉しいんですけどね。



「何したい?」

「え……」

「お祝いするって言っただろ」

「え、映画観に行きたい!」



咄嗟に口からそう飛び出した。


まさか平均70点超えるとは思ってなかったから、何したいとか考えてなかった。



「分かった。 じゃあ今週日曜日でいい?」

「う、うん」

「これ俺の連絡先。 メール入れといて」

「分かった」



IDと電話番号が書かれた紙を受け取ると、玲は「じゃあね」と言って特別校舎の方へ歩いて行った。


はー……ビックリした。



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