百人一首 いまむかし 〜一の巻〜
風をいたみ


風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ
くだけてものを 思ふころかな

ー源重之ー


あまりにも風がはげしくて、岩に打ち付ける波が散ってしまいます。
それと同じようにあの人が冷たいので、私だけが恋に悩み傷ついているこの頃です。

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