マスク男子
「…ペトってする」
唇を離すと、俺の口がペトペトする
グロスか?っと思ったが違った
唇を舐めると甘い
「綿あめか…」
そこまで俺が分析したところで、ようやく真妃の思考回路が復活した
「い、いい…い、郁…くん?!!!」
口を小さく開けてポカンとしてた真妃が、やっと状況処理が出来て慌てだした
慌てすぎて、落としそうな綿あめを俺はさり気なく奪う
「い、いま…今!!」
俺に綿あめを奪われたが、それどころじゃないらしい
真っ赤な真妃は口をパクパクして金魚のようだ
「い、郁くん!い、いい今!な、何をっ?!」
「何って…キスだけど」
「っーーーー!!」
いやぁ、凄いリアクションだ
こんなになるんだ…