この度、友情結婚いたしました。
開き直る春樹に唖然とするばかり。


本当に信じられない。
いくら気心が知れている仲だと言っても、そういうこと平気で言う?


立ち尽くす私を、なぜかジロジロと見つめてくる春樹。

上から下、隅々まで向けられる視線に身の毛がよだつ。


「……なっ、なによ、今度は!」


無意識のうちに両手で身体を擦ってしまうと、春樹は顎に手を当て「う~ん……」と唸り出した。


「でもな……どんなにまどかがムラッとくるようなことを言ってきても、襲う気にはなれねぇんだよなぁ……」


なっ……!なにを言い出すかと思えばこいつは……っ!


呆れ果てる発言に、声も出せなくなる。


それをいいことに春樹は、真顔で失礼すぎる発言を続けた。


「まず胸がないだろ?それに抱き心地も悪そうだし、なにより魅力を感じない。……うん、やっぱないわ、どんなに飢えていてもまどかだけは」


断言し、ひとり頷く春樹に沸々と怒りが込み上げてくる。
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