この度、友情結婚いたしました。
顔を近付け続ける春樹と、それを必死に止める私の絵図はさぞや滑稽に見えるに違いない。
「それは愚問ってやつですよ。愛する妻にキスしたいと思うのは、当然の性だろ?」
「相変わらずアホでどうしようもない短絡的思考をお持ちで」
「そんな俺を好きなのは、お前なんだから仕方ないだろ?」
「……っ」
それを言われてしまったらなにも言えなくなる。
「大丈夫、個室なんだし。……三日ぶりなんだから、黙ってキスくらいさせろよな」
「……バカ春樹」
アホ、マヌケ!
甘い顔して言われちゃったら、拒めないじゃない。
頬を掴んでいた手の力も弱まっていく。
それを確認すると、顔の角度を変え、春樹は何度も何度も甘いキスを落としていった。
「大変お世話になりました」
「お大事になさってください」
そして迎えた土曜日。
看護士さん達に見送られ病院を後にすると、春樹は宣言通り家じゃない方へと向かっていく。
荷物は昨日面会に訪れた際、ほとんど持って帰っちゃったからいいけど、一体どこに行くつもりなんだろうか。
「それは愚問ってやつですよ。愛する妻にキスしたいと思うのは、当然の性だろ?」
「相変わらずアホでどうしようもない短絡的思考をお持ちで」
「そんな俺を好きなのは、お前なんだから仕方ないだろ?」
「……っ」
それを言われてしまったらなにも言えなくなる。
「大丈夫、個室なんだし。……三日ぶりなんだから、黙ってキスくらいさせろよな」
「……バカ春樹」
アホ、マヌケ!
甘い顔して言われちゃったら、拒めないじゃない。
頬を掴んでいた手の力も弱まっていく。
それを確認すると、顔の角度を変え、春樹は何度も何度も甘いキスを落としていった。
「大変お世話になりました」
「お大事になさってください」
そして迎えた土曜日。
看護士さん達に見送られ病院を後にすると、春樹は宣言通り家じゃない方へと向かっていく。
荷物は昨日面会に訪れた際、ほとんど持って帰っちゃったからいいけど、一体どこに行くつもりなんだろうか。