この度、友情結婚いたしました。
「でもあさみが悪いんだからね。……変なこと言うから」

ボソッと小声で言ったというのに、それをあさみは台無しにいていく。


「なによ、本当のことでしょ?欲求不満だからそんなに苛々しちゃっているんじゃないの?」

同じようにおしぼりで拭きながら確信を得てくるあさみに、身体がギクリと反応してしまう。


うっ……!相変わらずあさみは鋭いところを突いてくる。


「それはまぁ……そうなるじゃない?好きな人と一緒に住んでいるのに、寝室もいまだに別々だし」


昨夜みたいに中途半端にされて置き去りにされちゃうし。


ポツリポツリと愚痴を漏らし、ふとあさみを見ると口をあんぐりさせていた。


「どうしよう……まどかの口からそんなこと聞きたくなかった。しかも相手が春樹って考えるだけで嫌悪感倍増なんですけど」


「失礼なっ!……いいでしょ?それだけ好きってことなの!」


恥ずかしいも羞恥心もあるか!好きなものは好き!その相手と触れ合いたいって思うのは当然でしょ?


「それよりもあさみの方はどうなのよ!人のこと散々言う割には、最近恋愛とは随分ご無沙汰なんじゃないの?」


話題を変えたくて当たり障りない話を振ったものの、予想に反してあさみは大きな反応を見せた。

「お生憎様!私も絶賛恋愛中で―す!」

「うそっ!?」
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