この度、友情結婚いたしました。
さっきまでの雰囲気をぶち壊す春樹のゲスな話に声を荒げてしまう。

それなのに春樹は淡々と話を続けた。

「照れんなよ、本当の話じゃん。まどかは目先のことしか見ていないだろ。……いいじゃん、お互い若いうちは好きに恋愛して遊んで過ごせば。そしてお互いヨボヨボになったらさ、楽しく老後を過ごそうぜ。……想像できるんだよな。まどかと歳取ったらふたりして縁側に座って、のんびり過ごす未来が」

「ヨボヨボって……」

呆れつつも、正直自分もそんな未来を何度か思い描いたことがあったから、驚きを隠せない。

春樹とは歳を取っても今のように、バカなこと言って笑って過ごせそうだと。

感慨に更けていると、春樹はベッドから降り、私と同じようにベッド下に腰を下ろすと、ギュッと両手を握ってきた。
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