この度、友情結婚いたしました。
「ありがとうございます」
名刺を受け取ると、所長……青葉さんは本題を切り出した。
「昨日あいつ……あっ、ご存知でしょうが僕の妻でして、ここで経理を担当している青葉 真希(あおば まき)からお聞きの通り、急に事務を担当してくれていた従業員が退社してしまいまして。もし大沢さんさえよろしければ、うちで働いて頂けませんか?」
いきなりの本題に、目が点になってしまう。
それでもなにか話さなくてはと、慌てて口を開いた。
「え……と、そう言っていただけて嬉しいのですが、その……いいんでしょうか?面接もなにもせず、いきなりそう言って頂けて」
履歴書も見せていないし、私のことで知っていることと言えば、昨日真希さんに聞かれたことだけだ。
たったそれだけの情報でいいの?いきなり採用なんてしてもらっちゃって。
このご時世ありがたい言葉ながら、素直に頷くわけにはいかないよ。
すると青葉さんは一瞬驚いたものの、すぐに目を細め微笑んだ。
「そうですよね、いきなり働かない?と言われたって信じられませんよね。……うん、むしろ今の世の中疑うべきでしょう」
「えっ!あっ、いや、その……!」
名刺を受け取ると、所長……青葉さんは本題を切り出した。
「昨日あいつ……あっ、ご存知でしょうが僕の妻でして、ここで経理を担当している青葉 真希(あおば まき)からお聞きの通り、急に事務を担当してくれていた従業員が退社してしまいまして。もし大沢さんさえよろしければ、うちで働いて頂けませんか?」
いきなりの本題に、目が点になってしまう。
それでもなにか話さなくてはと、慌てて口を開いた。
「え……と、そう言っていただけて嬉しいのですが、その……いいんでしょうか?面接もなにもせず、いきなりそう言って頂けて」
履歴書も見せていないし、私のことで知っていることと言えば、昨日真希さんに聞かれたことだけだ。
たったそれだけの情報でいいの?いきなり採用なんてしてもらっちゃって。
このご時世ありがたい言葉ながら、素直に頷くわけにはいかないよ。
すると青葉さんは一瞬驚いたものの、すぐに目を細め微笑んだ。
「そうですよね、いきなり働かない?と言われたって信じられませんよね。……うん、むしろ今の世の中疑うべきでしょう」
「えっ!あっ、いや、その……!」