姫と年下王子たち
え?

あたし、なんか買い忘れた…?



テーブルには、お菓子と絢斗が買ってきたお酒の缶が並べられる。


「…これって、もしかして…」

「宅飲みの始まり~♪」


絢斗は、にんまりと笑った。


「宅飲みーっ!?そんなの聞いてないよっ!」

「だって言ったら、ひなこねぇだろ?」


着々と宅飲みの準備が進む。


「お菓子だけでも十分だけど、俺サラミ食べたい」
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