姫と年下王子たち
「…うん。カルーアミルクがおいしくて、10杯くらいは…」

「はぁ~…」


そんなため息を吐いて、長谷川くんは呆れたようにソファーにもたれかかる。


「あのね、秋月さん。どんなに甘くておいしくても、チューハイよりカクテルの方がアルコール度数が高いのっ」

「えっ!?…そうなのっ!?」

「うん。だから、おいしいおいしいなんかで飲んでたら、そりゃ酔い潰れるって」
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