姫と年下王子たち
その出来事は、幼い俺の心に深い傷をつけた。


そして、今回改めて誓った。


“俺だったら、大切な人を絶対に傷つけないっ”…と。


…だから、やっとわかったんだ。


俺が思う、“大切な人”っていうのが…。

目の前にいる…秋月さんだって。



まさか、俺が秋月さんに惚れるとはな…。


自分でも驚いている。


…確か絢斗はずっと、秋月さんのことが好きなんだっけ?
< 1,490 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop