姫と年下王子たち
“長谷川くん”…か。


好きな人の口から、俺とちゃう男の名前が出るんは、やっぱりあんまりいい気はしいひんかった。


独占欲…ってやつ?



「次はさっ」


俺は、そう言って身を屈めた。


「涼と俺のやなくて、俺が作ったオムそばだけ食べて?」

「…え?」


ひなちゃんは俺の言った意味がわかってへんのか、キョトンとした顔を見せる。


…当たり前やんなっ。
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