姫と年下王子たち
大学の授業は、90分かっ…。


でも楽しい授業内容だったから、時間があっという間に感じた。



「俺たちもいっしょに、メシ食っていいっ?」


俺がノートや筆箱をカバンにしまっていると、いつの間にか起きた絢斗が、秋月さんにそう尋ねていた。


しかし、秋月さんは口を尖らせる。


「ダメー!昼休みはいつも、あたしたちの女子会の時間なの。男子禁制だから。ねっ、みんな?」
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