姫と年下王子たち
絢斗は、あたしに手を伸ばした。


だれかに引っ張ってもらうなら、立ち上がれると思った。


しかし、あたしと絢斗の間に長谷川くんが割って入った。


「秋月さん。それくらい1人でできなきゃ、なにも始まらないよ」


と、言われましても…。


立てないものは、…立てない。


「スノボーなんて、転けて当たり前なんだから、そういうときに1人で立てないと、意味ないからね」
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