姫と年下王子たち
長谷川くんが一瞬…、鬼コーチに変化したように感じた。


「…じゃあ、立ち方のコツでも教えてもらってもいいかな…?」

「コツ?…って言われてもなぁ。だれでもできるものだと思ってたから。むしろ、この段階で苦戦してる人なんて、初めて見た」


だ…、だれでも…!?

だれでもできることができないあたしって、一体…。


途方にくれるあたしの隣に、桔平くんが座った。
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