姫と年下王子たち
それがおもしろくて、つい俺はからかいたくなった。


「うわぁ、けっこう傷深いな…」

「ほんとに…?」

「ああ」


みるみるうちに、秋月さんの顔が強張っていく。

だから、さらに話を盛った。


「もしかして…、これ…骨が見えてるんじゃね…?」


実際、まったく見えてないけど。


「うそうそっ…!!?」

「本当だって。なんか白いし」

「ウソでしょ…!?」
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