姫と年下王子たち
「ヤッバーイ!日焼け止め、塗り直さないと…!」


美姫ちゃんは、男子チームが試合をしているにも関わらず、日陰に入って行った。


「先生、美姫なんかほっときなよー」

「そうだよー。美姫は、男からの目しか気にしてないんだから」


そう言われ、あたしは応援する生徒たちに引き込まれた。



男子チームは競り合った末、僅差で負けてしまった。


肩を落とす、3組の生徒たち。
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