姫と年下王子たち
笹野くんのその言葉は、初めてあたしに屈辱感を覚えさせた。


あたしは、キッと笹野くんを睨みつける。


「なに、その目?言わないって決めたのは自分じゃん。言いたきゃ言えば?」


あたしを煽るような笹野くんのセリフ。


だけど…反抗できない自分が情けない。



「あ!そういえばっ…」


笹野くんはなにかを思いついたように呟き、ジリジリとあたしに歩み寄った。
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