姫と年下王子たち
「…あ、……う、うん」


久しぶりに声をかけてくれたということよりも、今の状況を理解することの方に頭を悩ませた。



「…いってぇ」


笹野くんは左の脇腹を押さえながら、ヨロヨロと立ち上がった。


「なんでそうやってすぐ、心配かけさすかなぁ」


長谷川くんが後ろから腕を引いて、脚の力が抜けてしまったあたしを立ち上がらせてくれた。


絢斗は依然、あたしの壁になるように仁王立ちする。
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