姫と年下王子たち
「うん…。ありがと」


体調管理ができてねぇのは困るけど、そうやって仕事に一生懸命な人間…。

俺は嫌いじゃない。



そして、そのあと先生を呼び、由香里の容態も安定しているため、無事に家に帰れることに。

俺は由香里の荷物を持ち、いっしょに病院を出た。


空は、もう薄暗かった。


病院の前に停まっていたタクシーに合図を送ると、後部座席のドアが開いた。
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